2020年に三浦半島に移住してきました。海まで数分の環境なので週5回のペースで海釣りをしています。餌釣りや、疑似餌を使ったルアーフィッシングを含め、一通りの釣りをして感じたのは、初心者の人こそエギングをおすすめしたいと思ってます
詳細は改めて書きます
まずは海釣り初心者の人が気になる質問
海釣りで一番簡単に釣れるのは何?
おそらくイソメや魚の切り身などの生エサを使い、餌の付いた針を底に沈めて狙うぶっこみ釣りです
メリット
- とにかく釣れる確率が高い
デメリット
- 虫が苦手な人は辛い
- 手が汚れる&臭くなる
- 根掛かりが多い
- 簡単に釣れるので飽きる
サビキ釣り
初心者向けの釣りとしてよく紹介されますが、はまれば大漁、釣れない時は何をしても釣れないという差が大きい釣りです。コマセを撒いて魚を寄せ、群れが入ってきた時だけ一気に釣れる釣りなので、釣れない時間は何も起きません。手が汚れやすく、後片付けも面倒で、仕掛けも絡みやすいのが難点です
餌を使った浮き釣り
地元の三崎港でも多くの人がやっていますが、正直そこまで釣れている印象がありません。ぶっこみ釣りの釣果が10だとすれば、浮き釣りは3くらいのイメージです。浮きが漂っているだけの時間が長く、混雑している場所では魚も警戒していて、簡単には食ってきません
ルアーフィッシング
ジグヘッドにワームをつけるアジングやメバリングなどのライトゲームは、個人的には初心者にもおすすめできます。ただ、いろいろやってみた中で最終的に一番バランスが良いと感じたのがエギングでした
エギングを薦める理由
エギングは、とにかくスタイリッシュな釣りです。ターゲットは魚ではなくイカ。他の釣りは魚を相手にしますが、魚は釣るまではいいものの、その後が大変です
触るとぬるぬるしていて手が生臭くなり、持ち帰ってさばくと内臓が苦手な人にはきつい作業になります
それに対してイカは、触ってもぬめりが少なく、手に臭いが残りにくい。さばく時も魚ほどの抵抗がなく、釣ってから食べるまでのハードルが低いのが特徴です
針に返しがついてない
普通の釣り針には返しがついていて、魚が掛かると外れないようになっています。ただ、この返しがあるせいで、服に引っ掛かった時に簡単に外れません
無理に外そうとすると、そのまま服に穴が開きます。釣りに行くたびに服に穴が増えていく、これは初心者にとって結構ストレスになります
その点、エギの針には返しがありません。服に引っ掛かってもそのまま外せるので、ダメージが残らない。この差は実際にやるとかなり大きいです
ゲーム性が高い
釣り界のレジェンド村田基さんが曰く、「最も面白くない釣りは入れ食いになること」。何をやっても釣れる状態は最初は楽しいですが、すぐに飽きてしまいます
ぶっこみ釣りや、群れが入ってきた時のサビキ釣りがそれにあたる事が多いですが、エギングは連続して釣れることは基本ありません。だからこそ、どのレンジを探るか、どんなアクションを入れるかなどの戦術が重要で、その分一杯釣れた時の価値が大きくなります
とはいえ、ルアー釣りの中では難易度はさほど高くなく、青物のように一匹釣るだけでも奇跡、というほどの釣りではありません
テンポがちょうどいい
メタルジグなどの釣りは、投げてすぐ巻いて、また投げるという繰り返しでかなり忙しい釣りになります。逆にぶっこみ釣りや浮き釣りは、アタリが無ければ、ひたすら待つスローな釣りです
エギングはキャストしてシャクり、フォールさせる。この一連の動作にリズムがあり、忙しすぎず、とは言えスロー過ぎない、ちょうどいいテンポで釣りが出来ます
食べる時もスタイリッシュ
魚は骨を避けながら食べる必要があり、調理も食事も手間がかかります一方イカには骨がなく、食べやすいのが特徴です
エギングといえばアオリイカですが、東京の高級寿司店では高額で提供されることもある食材です。それを陸っぱりから自分で釣れる。この満足感はかなり大きいです
まとめ
エギングは道具もシンプルで、釣りの動きも分かりやすく、それでいて奥が深い釣りです。最初は何も分からなくても問題ありません。実際に投げて、動かして、釣れなくても、その時間自体が経験になります
海釣りは「何をやっても釣れる」というものではなく、「どうすれば釣れるかを考える」遊びです。その中でもエギングは、難しすぎず簡単すぎず、ちょうどいいバランスの釣りです。だからこそ、これから海釣りを始める人には、エギングから入ることをおすすめします
最初の一杯を釣った瞬間、きっとこの釣りの面白さが分かるはずです